通夜、葬式の香典の書き方

通夜、葬式の香典の表書きは、宗教や宗派によって違ってきます。仏式の場合は通夜や告別式の際「御霊前」」または、「御香典」と書き、初7日以降であれば「御仏前」と書きます。そして、神式の場合ですが、「御玉串料」、「御神前」、「御霊前」とします。キリスト教の場合は、「御花料」、「御神饌料」、「御霊前」と書くようにして下さい。一般に書かれる「御霊前」は、宗教に関係なく使用することができますが、もし袋に蓮の花模様が描かれている場合は仏式使用になってしまいますので注意が必要です。名前は姓名フルネームで書き、毛筆を使って薄墨で書くのが正式なのですが、最近では筆ペンやボールペンで書く方々もよくお見かけします。そもそも香典とは、死者の霊前に供える香に代わる金銭のことです。故人の霊に手向ける(たむける)米や香、線香の代金という意味もあります。香典は、香典袋に現金を入れて葬儀、通夜や告別式の際に遺族に対して手渡しします。また、正式には香典という言葉は、仏教(仏式)の言葉であり、他の宗教(キリスト教や神式など)では使用しません。しかし、現在では呼び方の違いを気にしない人も増えてきています。

通夜、葬式のマナーについて

通夜、葬式や告別式に参列する場合での最低限のマナーは守るように心がけて下さい。まず、通夜ぶるまい(通夜の後に弔問客に感謝を込めてお酒や料理をふるまい、故人の思い出話をしたりすること)でお酒を飲みすぎて盛り上がらないこと。明るい表情や笑いすぎは控えること。服装、お化粧やアクセサリーに配慮すること。お経を読んでいる際に居眠りをしないこと。葬儀中に携帯電話がならないようにマナーモードにしておくか、電源を切っておくこと。などいずれも当たり前のことなのですが、この当たり前のことが出来ていない人は、常識のない人だと思われてしまいますので気をつけて下さい。そして、通夜に弔問する場合、ご遺族の方々に「このたびは、ご愁傷様でした。心からお悔やみ申し上げます。」などとお悔やみの言葉をかけるようにします。また通夜には、受付などがないのが一般的なので、香典は祭壇に表書きが自分側を正面として供えます。尚、受付がある場合には受付の方々が正面になるようにして「ご霊前にお供え下さい。」と言ってお渡しして下さい。

通夜、葬式の香典金額について

通夜、葬式の香典金額についてですが、葬式において香典というのは、本来お通夜に来てくださった参列者の気持ちであります。非常に難しい問題ではありますが、何らかの関係があった上での参列だと思いますのでこれからのご縁も含めて相場の金額を出すのがマナーです。香典の金額は、故人もしくは喪主、遺族の方々との関係、および社会的地位や経済力などで相場が決まってきます。また、町内会や地域でのしきたりなどもございますので貨幣価値の変動も考慮する必要があります。香典の相場は、叔父・叔母や親戚などが、1万円から2万円、職場の上司が5千円、職場の部下は1万円、同僚へは、5千円から7千円、友人や隣近所が5千円から7千円、また職場の家族へは、4千円などさまざまです。香典の金額は、お付き合い度合いや、その関係で異なり、年代でも差はありますし、地域、宗教、立場や収入によっておおまかな相場があります。香典の他にお花や供物を送ることもあり、その場合はおよそ1万円〜となりますので個人名や、「友人一同」、「親戚一同」、「○○会社一同」などとまとめて出すことも多いです。

Copyright © 2007 お通夜の香典の書き方マナーと金額相場